6月12日(日)、「2015年度高山教区同朋会議」を開催し、各寺院から住職・寺族・門徒代表者合わせて100人以上の方が高山別院本堂に集いました。

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今年度のテーマは「伝える・伝わる ~つながりの回復を願って~(青少幼年教化について)」。御遠忌に向けての会議の中でも、人間関係が希薄化しているといわれる現代にあって、仏事を含め、大切にしてきた事柄を次の世代に如何に伝えていけるかということが大きな課題となっており、このことを受けての開催となりました。

日程は、2月に実施した青少幼年教化に関するアンケートの結果報告、本山青少幼年センター主幹、松田亜世氏から「大谷派における青少幼年教化の現状と課題、これからの展望」について、能登教区のご門徒、藤井敏夫氏から「伝える・伝わる」ということについてのお話を受けて、班別で話し合いの時間を持ちました。アンケートの結果からは、「59%のお寺が青少幼年を対象とした行事を行っており、そのうち、数件ではあるが、寺族ではなく、ご門徒や地域がその場を主催しているケースがある。また、92%の方が青少幼年教化の重要性を感じているが、地域に子どもがいない、寺族が兼業のため実施することが難しい。実施したいが不安がある」という現状が見えてきています。

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松田氏からは、青少幼年教化が大事なのかということ、共同教化の必要性、「会を作る」ことだけでなく、葬儀や法事、月参りといった今ある仏事の場を青少幼年教化の場として捉えなおしていくというような方向性を提示していただきました。

藤井氏からは、酪農のお仕事を通して感じるいのちの大切さについて、また、「伝える」といってもまず、自分ひとりが教えを聞く身になっていくことが大切ではないかとのお話をいただきました。

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座談会では「お内仏に掌を合わす姿を子や孫に見せていきたい」など、様々な意見がきかれ、熱のある会議となりました。

教区教化委員会ではこの同朋会議を受けて、今後の青少幼年教化につなげていきたいと考えています。