6月25日(土)、高山別院庫裡ホールを会場に「高山教区婦人研修会」がおこなわれました。

これは教区内の坊守会と大谷婦人会を対象にした研修会で、毎年6月26日の佐奈姫忌前日に行われています。

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今回は諸々の都合で、急遽会場を本堂から庫裡ホールに変更しましたが、230名以上もの参加があり、ホールは満杯となりました。

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今回の講師は「やっちくに二人会(ににんかい)」。テーマは「門徒は聞徒 ―僧侶と門徒の二人会―」

竹原了珠氏と南立亭千笑氏、僧侶と門徒のコンビでお話は、法話と落語のコラボレーションという今までにない画期的なものです。

竹原さんが法話をした後に落語、その後また法話、これを一日で4回転。

一日に落語を4席することは今までもなかったそうで、

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竹原さんは能登のお生まれで、本山同朋会館の常勤補導、名古屋教区の駐在教導のお仕事をされた後、自坊に帰られ日々お寺のお勤めをされています。

「落語はもともとお説教からきており、どちらも業を肯定するところが共通している」と、初めに話されました。

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南立亭千笑さんは本名八木千春、法名釋千証、郡上出身で名古屋在住の熱心なご門徒です。

郡上のお生まれということで高山にも親しみを感じておられ、別院にもちょくちょくお参りに来ていただいていると仰っていました。

ちなみに、「やっちく」二人会は木さんと原さんの名前の頭文字をとったもの。

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落語の演目は「厩火事」「紀州」「念仏豆腐」「寿限無」の4つ。

いずれも、真宗の教えにつながっていくお話ですが、特に「念仏豆腐」は「法華豆腐」を改編したもので、八木さんご自身が真宗の教えに出遇った経験をもとに作られたのだそうです。

なかなかの迫力でプロ顔負けの腕前を披露してくださいました。

参加された方々もお話に引き込まれ、会場は爆笑の渦に包まれました。

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しかし、この研修会は落語を聴いて楽しむ、というだけのものではなく、登場人物の姿に日頃の自分の在り方を知らされる「聞法」の場であったように思います。

笑いの場がそのまま法を聞く場になっていく。

最後に竹原さんから。「自分は話はうまくないが、法話なら多少はできる。お話の上手な八木さんと組んだら面白いことができるのではないか、思って動き出しました。皆さんのお寺でも僧侶と門徒が一緒になってできることがあるのではないでしょうか」と提起してくださいました。